第26回公演『チャペック博士の子供たち』全16ステージ無事終了しました。
ご来場ありがとうございました。
「今まで(のバッコス)で一番良かった」
という声を多くいただいた一方、
「先が読めてしまった」
という声も頂戴しました。
ロボットもので「環境問題」に行き着くことは、決して珍しくはありません。
むしろ定番とも言えます。
冒頭に置いたマイナスワン発動のシーンは、親切である一方、人によっては親切過ぎたはずです。
先が読めてしまう人もいるだろう、と思っていました。
読まれることは前提とした上で、台詞の内容、話の運び方、そして役者の演技で、いかに惹きつけ続けられるか。
それが一つの勝負所だったと言えます。
萩原浩の『砂の王国』という小説は、およそ行き着く先は予想できていても、とにかく経過が面白くて、グイグイ読まされる作品でした。
勘のいいお客様に対しては、そういうことがしたかったのですが、やはり及ばない部分もあったと認めざるを得ません。
ちょっと前に劇団バッコスの祭のキャッチフレーズを「最高のスタンダード」から「屈折のスタンダード」に変更しましたが、今回は比較的屈折具合の少ない「スタンダード」だったということになるでしょう。
今後も様々な「屈折具合」を試していきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
2015年06月09日
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