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2013年06月03日

初めて演劇の脚本を書く若いあなたへ

これもまた、あくまでも僕の考えです。

そしてまた、「職業」として捉えるなら、もっと大事なことがきっとたくさんあります。





定めたテーマに関する本を、最低「2冊」読んでください。
勿論多いに越したことはないでしょう。
プロは恐らく当たり前のように二桁読みます。
しかし、とにかく「0」や「1」でないことが肝要です。
複数の視点に立つことで初めて物事は立体化します。

ウィキペディアのページは、冊数に含めないでください。
まとまり過ぎているのは毒なのです。
プロフィールだけ見て異性に告白するようなものです。

そして、リサーチをどれだけ頑張っても、頑張ったこと自体は、忘れてください。
今書こうとしているのは脚本であって、レポートではありません。
調べたことを書くだけなら誰にでもできます。
レポート的なものをエンタメ化することも勿論可能ですが、その土俵では絶対NHKに勝てません。

それから、あなたの、あなたにしか書けない「言葉」を、探してください。
「筋書き」は、強いて言えば、他人と相談できる領域です。
人に助言を求めたり、稽古を進めながら変えたりもできます。
けれども「言葉」だけは、誰にも助けられません。

言葉を、ください。
言葉の独創性を、豊かさを、波動を、
求めている観客は、数こそ多くはありませんが、ちゃんと存在します。
少なくとも一人、ここにいます。
プライドがあるなら、どうか、予想外の言葉を。
posted by 森山智仁 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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