企画LIVE vol.2『バッコスのひまつぶし』へのご来場、
誠にありがとうございました!
上演した2つの短編演劇について、
簡単な解説をさせていただきます。
『ワシントンの斧』
アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンのお話です。
少年時代、「斧の切れ味を為したくて」、桜の木を切ってしまい、
親に自分がやったと告白したところ、叱られるどころか、
その正直さを褒められた、というエピソードを元に、
切った「動機」をオリジナルのものに改変しました。
実はそもそもこの桜のエピソード自体が創作なのだそうですが、
まぁそんな目くじら立てるようなことでもないでしょう。
初代大統領の座には、議会の満場一致で選ばれました。
「彼しかいない」誰もがそう思う大人物だったわけです。
今もなお国民から人気の高い大統領と言えばワシントンです。
しかし彼はインディアンから最も憎まれた人物の一人でもあるのでした。
『People on the Bridge』
劇団初の時事系ブラックコメディ、と銘打った作品です。
北と南、対立する二つの架空の村が舞台で、
登場する様々なエピソードが現実社会の出来事をモデルとしています。
「北の村が出している排気ガス」とはPM2.5のこと、
「あの山」(竹山)とは竹島のことです。
すなわちこの二点について言えば北=中国で南=日本なのですが、
「トンネル」や「橋」などは北朝鮮と韓国の関係をイメージしており、
すなわち日中と南北朝鮮の問題が混在しておりまして、
そこがいささかお客様に混乱を招いた部分かも知れません。
韓国を旅行した際、広場で囲碁を打つおじさんたちに出逢いました。
寒さなどまるで感じていないかのように、
大勢が夢中で打っている様が強く印象に残っており、
これがコントラクト・ブリッジを取り入れる発想の元となりました。
ブリッジというゲームを選んだのは、その名前と、
4人いないとできないということからです。
2013年05月01日
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