どんな演劇が、良いか。
演劇に良いも悪いもない。
けれども僕には僕なりの考えがある。
身も蓋もないけど多数決だと思う。
ザックリ言って、100人中、
●80人がわかるなら適温、か?
●1人にしかわからないなら自己満足。
●20人がわかるなら価値はある。
●99人もわかるのでは、その内10人は退屈している。
この「わかる」というのもまたひどく曖昧な言葉だ。
しかしアバウトにしておくぐらいが多分ちょうどいい。
うちの作品はどちらかと言えば大衆向けだと思うが、
「仲間」に向けて発したいという気持ちも、ある。
「自分」を表現したい気持ち。
それが純度100%の時、わかる観客は0人かも知れない。
1人はいるかも知れない、そこに賭けるならそれもいい。
わかるかどうかなんて構わない、そういうスタンスだってある。
但し、わからない観客は確かに存在して、眠ったり怒ったりしている。
たとえ視界に入れなくても存在を消すことはできない。
しかし「99人」のではつまらないのだ!
そして「恐らく少数にしか理解できないもの」を見つけた時の、
同郷の人間と出逢ったような、込み上げる喜びは他にかえ難い。
だが……
と、この振り子は止まらない。
僕の過去の作品で一番「個人的」なのはやはり『ジオグラフィア』だろうか。
終盤の展開は今でも気に入っている。
2013年03月04日
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