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2016年03月22日

観劇:レティクル座『愛せ、讃えよ、我は幻覚の王』

既存のものに抗いたい気持ちを何となく受け取る。
センスを感じるセリフもある。

セリフが聞き取れないことがかなりあった。
聞き取れないですよっていうジャッジをしていないのだろうか。

薬物や砂漠や隕石やマフィアが、どれもあまり脅威だと感じられなかった。
別にみんなそのまま生きていけそう。

テータ役の高麗哲也さんが一番安心して観ていられた。
あとサン役の佐治静さんがかわいいなって思った。

st.5
posted by 森山智仁 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

観劇:タテヨコ企画『月の平均台』

ストーリーは釈然としない部分も多い。
照明が暗くて役者の顔はうっすらとしか見えない。
何より、大量の「え?」っていうセリフが相当のストレスだった。

それでも、演劇として確かな価値のある作品だったと思う。
床一面のウッドチップ、リアルな木々、作り込まれた衣装、耳に残る音楽。
立体的な「森」が実在していた。

岩倉真彩さんの「教え子です」ってセリフが良かった。

st.4
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2016年03月07日

観劇:ラビット番長『成り果て』

面白かった!
今までのラビット番長で一番良かった。
喜怒哀楽があり、哲学もある。

役者さんたちの演技が以前より随分良くなっていると感じた。
未熟な印象の人がいない。
特に魅力的だったのは船井(渡辺あつしさん)と清水(宮崎優美さん)。
あと、山元(関信豊さん)の負のオーラにすごく共鳴した。

舞台美術や照明・音響も良かった。
総合的に良い作品。

st.3
posted by 森山智仁 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

観劇:Straw&Berry『モリー』

面白かったー。
刺さる、というよりは、第三者的な目線で観ていたけれど、刺激的だった。

ハイライトは一人残されて窓からの薄暗い月灯りのところ。
きっと誰もが経験する数時間。

□字ックの山田さんもかわいかったし、
てか出てる女の子みんなかわいかったし、
客席に前回出てくれたかわいい二人がいたし、
世の中かわいい女の子だらけだなって思った。

st.2
posted by 森山智仁 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

観劇:集団as if〜『守里の双眸』

単調な反復になりかねない「鏡」の構造ながら、起伏のある構成になっていた。
仕組みの判明で山場が終わらず、その先にちゃんと盛り上がりがあった。

暗転は確かに多い。
が、暗転直前の台詞が巧みだったので、概ね有意義な暗転だと思えた。

ハイレベルな滑舌が全員に要求される演出方針。
単純に聞き取れない部分がかなりあって、正直ストレスだった。
聞き取れる人と聞き取れない人のバラツキが大きい。
台詞の内容はきっと面白いのに音波としてしか受信できない。
けど、それでもスピードを優先したい気持ちはすごくわかる。

パンドラの衣装とその使い方が良かった。

st.1
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2015年12月31日

2015年の観劇ベスト5

2015年は49本の舞台を観た。
その記録を読み返して、自分なりのベスト5を決めてみた。



第1位:ロ字ック『鳥取イヴサンローラン』
最強。一生忘れないレベル。

第2位:劇団扉座『いとしの夢』
巧みな総合芸術。穴がない。

第3位:えにし『12人の怒れる陪審員』
名作戯曲が見事に立体化。

第4位:木ノ下歌舞伎『黒塚』
普通にダブルまで拍手して本も買った。

第5位:TACT/FESTIVAL2015『ひつじ』
演者は誰一人笑っていないのに観客はみんな笑顔。

次点:らまのだ『青いプロペラ』
よく練られた戯曲。応援したい。



演劇は値段が高いしハズレも多いので僕もだんだん観劇本数が減っているのだが、探せば優れた作品はある。
面白い演劇がどんどん増えますように。
posted by 森山智仁 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月26日

観劇:えにし『12人の怒れる陪審員』

素晴らしかった!
隙のない作品だと感じた。
名作(原作=レジナルド・ローズ)のポテンシャルがあますところなく発揮されている。

役者さんたちも良いし演出も面白い。
あれどうやって回してるんだろう。
大変だっただろうけど十分に意味はあったと思う。

森夏姫さんがガーッとなるところ、名場面だった。
力み具合が絶妙。

4回しかやらないなんて本当にもったいない。

この作品のミソは、なんだかんだで全員、冷静に物事を考える力があるということだ。
対立よりむしろ調和が見出された。
普通は大体において結局、声のでかい奴が支配してしまう世界なのである。

st.49
posted by 森山智仁 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月22日

観劇:キャラメルボックス俳優教室2015年度卒業公演『さよならノーチラス号』

Xチームを鑑賞。

この作品を観るのは三度目なのだけれど、かつては行き当たりばったりな作品だと思っていた。
今回初めて良さをわかった気がする。
それは僕自身の経年変化によるものでもあり、今回のキャストさんたちの良さのおかげでもあった。

主要陣のレベルが高かった。
沼田天音さん、中ア正人さん、藤本康平さんの才能に拍手を。
谷口千絵さんのサブリナ超かわいい。

一方で、滑舌が気になる人も目立った。

st.48
posted by 森山智仁 at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月06日

観劇:明日は純情『the Code』

ネタでなくキャラクターとシチュエーションで取る笑いは見事だった。

話は面白くない。
展開が遅くて内容が薄い。
いや、正確には、展開が遅いから内容が薄まっている。
とにかく考え事し過ぎ。

最善手を指し続ければ三十分ぐらいで詰み(終演)になるはず。
最善手を指さない理由が自分の内面にあるから興味が湧かない。

高度な研究してんのにセキュリティ甘過ぎ。
国まで動いてんのに取り締まり緩過ぎ。
という点も看過しがたい。

st.47
posted by 森山智仁 at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月30日

観劇:西瓜糖『モデル』

上質な舞台だった。
そしてやはり上質な舞台は始まった瞬間からそうとわかる。
逆も然り。

セリフが素晴らしい。
時代のキーワードを滑り込ませ方もナチュラルで上手い。

役者さんがみーんな素敵。

ちょっと長かった。
無駄と感じるエピソードはなかったけれど。
なんか丁寧過ぎるのかも知れない。
序盤、会場がやや暑かったというのもありそう。

st.47
posted by 森山智仁 at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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