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2013年10月20日

演劇の悲しい法則

脚本の人が、
当日のパンフレットの“ご挨拶”で、
「お世話になった方々へのお礼」
を書いていた場合、
その脚本は大抵あまり面白くない。

この法則が不思議と破られない(思い込みで観てはいない)。

話題が乏しいことのあらわれ、なのだろう。
お世話になった方々へのお礼は「この場を借り」ないで、直接言ったらいい。
あくまでも「お客様」へのご挨拶なのだから、期待が膨らむようなことを書いてほしい。





あと、文章(当パン以外にチラシ等でも)が“原稿用紙の法則”に従っていない場合もあまり期待できない。
「……」が「‥」だったり、感嘆符や疑問符のあとにスペースがなかったり。
何をまた頭のカタいことを……と言われそうだが本当にそうなのだ。

役者はいつも他人からの視線を意識しろ、という意見がある。
舞台の外でも気を抜いてはいけない、と。
脚本家も同じで、作品以外の文章にも、日本語への意識の多寡があらわれる。
posted by 森山智仁 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月04日

終演! 龍馬

第22回公演『押忍! 龍馬』全11ステージ無事終了しました。
ご来場ありがとうございました!
おかげ様で今回も観客動員数1000人突破です。

出演者数は過去最多の23人(自分含む)、
舞台美術の仕掛けも多々あり、
なかなか大変な公演ではありましたが、
色々と勉強になりました。
稽古の合い間に、
短編の戯曲を書いたり、
小説の賞に応募したりするなど、
スタミナや切り替え能力も成長できたようです。

CoRichでは今までで一番良い評価をいただいています。(10月4日12:00現在)
Twitterでも嬉しいツイートをたくさん頂戴しました。(まとめ参照)
この評判が今後の公演に繋がってくれればな……と。
劇団というのは継続的なものですからね。



次回は11月15日(金)〜17日(日)新中野ワニズホールにて、
「森小屋」と銘打って2人芝居の3本立てを上演します。
※10月12日(土)にオーディションやります。
この「森小屋」は今後もちょいちょいやっていくつもりですので、どうぞお楽しみに。
ダイナミズムに重きを置く本公演ではできない、様々な表現を試みます。

バッコスの本公演は来年の冬、
2月5日(水)〜11日(火)シアターグリーンBOX in BOX THEATERにて上演です。
お題は「与謝野晶子」です。
まだ与謝野晶子のこと全然知りません(・∀・)
これからのリサーチが楽しみです。
posted by 森山智仁 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月02日

アンケート

アンケートで「満足度」を5段階でお尋ねしている。





「3」は、低評価なのだと、思う。
お客様が演劇人かそうでないかは関係ない。
3000円と2時間以上(移動時間含む)を頂戴しているのだから、「普通」はマイナス。

まして「1」や「2」だった方には、本当に申し訳ないと思う。
およそ全体の2%ほどが「1」や「2」。
アンケートを書かないまま、怒って帰った人もいるだろう。

低評価を受けたことを、僕は決してスルーしない。





それでも、大半の人から「4」や「5」を頂戴している。
中には本当に一生モノ的な熱いメッセージを書いてくださる方もある。

その人の人生に携われたことを、僕は本当に嬉しく思う。





明日が千秋楽。
10月末までにやっつけたい原稿が数本。
11月末までに来年2月公演の初版を上げる。
posted by 森山智仁 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

今週! 龍馬

いよいよ明日、劇場入りです。
公演は木曜から始まります。

最後の通しは体感かなり短く感じられました。
物語の情報量、演出の仕掛け量、共に過去最多です。
色々あります。
笑いどころも結構あると思います。

ご予約はどうぞお早目にexclamation
9月28日(土)14:00の回は完売目前となっております。
9月27日(金)19:30の回が比較的ゆったりとご覧いただけます。

あと、実は、自分も出演しますひらめき

――――――――――――――――――――――――――――――

劇団バッコスの祭 第22回公演
『押忍! 龍馬』
(脚本・演出 森山智仁)
第25回池袋演劇祭参加作品

天保六年十一月十五日、土佐藩郷士坂本家の三女・乙女は、
生まれたばかりの弟を抱き上げ、輝く瞳で誓いを立てた。
――遠からぬ日、浦賀の沖に黒き使者来たりて、泰平の世は終わりを迎えます。
腑抜けた侍どもには凌ぎ切れぬ嵐。
されどそれは、皇国の覇権をあるべきところへ還す無二の好機。
激動の時代を生き抜けるよう、この子は私が育てます。
強く、強く育てます。




【日時】
9月26日(木)〜10月2日(水)
26日(木)19:30
27日(金)14:00★/19:30
28日(土)14:00/19:00◆
29日(日)14:00/19:00◆
30日(月)19:00◆
1日(火)14:00★/19:00
2日(水)15:00★
※上演時間は1時間55分を予定しております。

★=平日昼割対象
一般3000円のところ、2800円になります。

◆=アフタートークあり
28日(土)19:00 酒谷一志(613)
29日(日)19:00 松澤くれは(<火遊び>/サイバー∴サイコロジック)
30日(月)19:00 松本隆志(:Aqua mode planning:)

【会場】
萬劇場(大塚駅より徒歩5分)


【料金】
前売3000円/当日3300円
平日昼割2800円(上記★対象・要予約)
学割2500円(要予約・学生証呈示)

【出演】
丹羽隆博(劇団バッコスの祭)
金子優子(劇団バッコスの祭)
辻明佳(劇団バッコスの祭)
愛梨(劇団バッコスの祭)
小野宏
藤岡勇
斉藤優紀
上田直樹
熊谷祐弥(643ノゲッツー)
小山陽子
森弥恵
新本明恵
小松金太郎(The Dusty Walls)
鈴木亜里紗(The Dusty Walls)
田崎悠人
古崎彩夏
高橋美里
塚本薫(マウスプロモーション付属俳優養成所)
井上和也
中西瞳
植松宗祐
柴本さゆり

特設サイト / Twitter
posted by 森山智仁 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月14日

観客よ消費者であれ

日本と言えば製品のクオリティだ。

日本車は世界中で走っている。
電化製品の耐久性には定評がある。
百均の化粧品がお土産として歓迎される。
らしい。

それを実現させているのは「技術」だが、
「技術」を支えているものは「消費者至上主義」だと思う。

「パソコンがわからない」というクレームに対し、
「わかんねーなら使うなよ」と一蹴する権利が、
本来、メーカーにはあると僕は思う。
しかしメーカーは決して言わない。
口が裂けても言わない。

顧客最優先。
お客様は神様。
その考え方は弊害を生みながらも、
生産技術向上の確かな礎となっている。





日本の小劇場を利用するのに免許はいらない。
やりたい人は誰でもやれる。
厳しい関門をくぐり抜けることなく、いきなり世間に発表できる。

その中には面白いものもある。
が、「基本的に期待をしてはいけない」は、
何度か小劇場を観た人の間では定説である。

観客がわがままな消費者としてカンパニーに率直な意見を伝え、
カンパニーもそれを真摯に受け止める。
そういう関係性が確立されれば水準は格段に向上し、
小劇場に行くことがギャンブルではなくなる。





前述の通り消費者至上主義には弊害もある。
昨今、お茶の間の理解力が低下し、
映像作品は説明的で幼稚なものになる傾向にあるという。

ニーズには応えなければならない。
しかし迎合が全てではない。
その匙加減こそ、作り手の矜恃である。
posted by 森山智仁 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

奴らは殺した人間の数なんかいちいち数えない

幻影旅団だとそう。



2013年に入って、演劇を50本観た。
とりあえず目標達成。

去年100本観て、100本も観なくていいと思った。
そこで今年は50と定めた。
まだ4ヶ月ほど残っているので70本ぐらいにはなるだろうか。

僕は、宣言してカウントしないと観ない、とわかっているので、そうしているに過ぎない。
撃墜王になりたいわけじゃない。
演劇が好きで演劇を観ている人は多分、観た数なんかいちいち数えない。
観る人は当たり前のように100本とか200本観ている。

去年は義務感で観始めたが、予想より多くの面白い作品に出逢えて、嬉しかった。
今年もかなりの収穫があったので、特に良かった作品を挙げてみる。
他にもあったけど絞って10個。

●演劇企画集団THE・ガジラ『ゴルゴン(Gorgon)』
●劇団かさぶた『お父さんの背中』
●世田谷シルク『ブラック・サバンナ』
●DULL-COLORED POP 番外公演『プルーフ/証明』
●子供鉅人『モータプール』
●西瓜糖『鉄瓶』
●劇団6番シード『Call me Call you』
●カプセル兵団『超鋼祈願ササヅカイン〜新たなる脅威〜』
●Moratorium Pants(モラパン)『モバイルワールド 海外進出壮行会公演』
●パルコ・プロデュース公演『彦馬がゆく』

中でも、演劇企画集団THE・ガジラ,DULL-COLORED POP,Moratorium Pantsは衝撃的だった。



演劇の世界はこれからどうなるだろう。
映像の世界には「技術」のラインがあり、今でも発展を続けているが、
そういった意味で今後、技術的に大きな展開があるとは思えない。
(勿論、LEDの灯体が登場するなど、変化はある)

面白い劇団が少なくないことをたまたま僕は知っているが、普通の人は知らない。

有名人が出る。
それ以外に、ごく普通の人と小劇場を結びつけるファクターはほとんどない。
小劇場の客席には演劇関係者がいっぱい座っている。

斜陽。
行き詰まり感。
もしかしたら、だからこそ、「技術」が扉を開くかも知れない。
生の有名人以外に、劇場でしか観られないものが、何かあれば。
posted by 森山智仁 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月21日

脚本を書くのにかかる時間

1つの脚本を書くのにどのぐらいかかるか、
という質問をよくされる。

普段は計って書いたりしないのだが、
大ピンチの折に残り時間を気にしながら書いたことがあった。

その時の感じによると、
約1分のシーンを書くのに最低1時間以上かかっていたので、
1本の作品を書き上げるのに要する時間は100〜200時間、
ということになる。
※ちなみに1ページが約1分になるように書式を設定してある。

が、その前に「溜め」の期間がある。
基本的には、関連書籍を読む。
と、ある時ふと、ページを繰る手が止まる。
いわゆる、思いつく。
思いつきはどこかにメモる。
使える思いつきは脳内で何度もリフレインする。
やがて聞かせたい台詞・見せたい場面がいくつかストックされ、
それらが繋がるように、辻褄を合わせる。

溜めが終わってから書き始めるわけではなく、
途中で手が止まったら溜めに戻る。

溜めの期間を含めると結局よくわからない。
posted by 森山智仁 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月15日

みんな映画なら観る

映画は2000円しない。
だから演劇もその値段で戦い、革命を起こしたい。

そう考えていた自分を尊皇攘夷過激派に置き換えてみると、
彼らの気持ちがわかるような気がする。
「どうしても、そうしたい」
「そうしなければならない」
本当に現実を知らないので、そんなもの知らないと本気で言える。

薩摩も長州も西欧との戦争を経て、
西欧に学ぶ必要を知った。
僕は心あるプロと関わり合うことで、
ある程度以上のものを作るにはコストがかかるということを理解した。
感情だけでは絶対どうにもならない。

前売1000円代の頃から関わったり観たりしてくれている友人たちの一部は、
最近の値段(前売3000円)を高いと言う。
確かに高いだろう。
それはそう。
だが僕は今、少し高いと思われても、きちんとできる方を選ぶ。

そしてその金を出してもらうに値するエンタメにしなければと思う。

勿論「絶対」金をかけないとちゃんとやれないわけではない。
上手にやっているところもたくさんある。

現実を知れば、想像力も増す。
安値で上手くやれそうな企画の案も浮かぶ。
ここ数日、ちょっとそっちに気を取られていた。

今はまず目先の『龍馬』。
本公演は順当に行く。
posted by 森山智仁 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月11日

演劇を始めて1〜3年ぐらいの若いあなたへ

オーディションと選考を終えて、
2013年06月04日『初めて演劇の舞台に立つ若いあなたへ』への追記を。





あなたが既に、
自分の将来をしっかり見据えていたり、
カラーのはっきりしている劇団や事務所に入っていたりするのなら、
是非そのまま頑張ってください。





漠然とあちこちのオーディションを受けたり、
何となく誘ってくれたところに出たりという方には、
(余計なお世話とは思いますが)気をつけてほしいことがあります。

それは、いつか疲れてしまうかも知れない、ということです。

チケットノルマ(=バイト)に疲れるとか、
少しずつ友達が減っていってそのノルマがさらに重くなるとか、
自分が何を面白いと感じ、何をしたいのかわからなくなるとか、
恋人の方が大切になってしまうとか、
様々なケースが考えられます。

世間一般の「役者=貧乏,売れない」というイメージは、
大体合ってます。
若いうちは頑張れても、
若くなくなってくると、どうしたって心身共に弱気になりがちです。

疲れると、楽しくなくなります。
楽しめないと、お客様を楽しませられる可能性もガクンと下がります。





そうならない為に、憧れを、持ってください。
「こういう役」とか「この役」をやってみたい、という気持ちです。
『ガラスの仮面』でいうところの「紅天女」です。

役者は作家と異なり、自分の脳みそをパカッと開いて見せるようなことはできません。
あくまでも作家が築いた世界の中で戦う人です。
(時にはその世界を内側から支配できてしまうこともあるでしょうが)
ですから、あなたの憧れの役そのものは勿論、
通じるところのあるような役ですら、おいそれとは巡り合えないでしょう。
それでも憧れ続けてください。

「紅天女」とは一つ違う点があり、
それは「更新」されても構わないというところです。
より高尚な憧れを持てるようになるのは成長のあらわれです。

憧れなしで舞台に出続けるのは、
あがりのないすごろくでサイコロを振り続けるようなものです。
疲れる上に、永遠にふりだし付近ということすらあり得ます。

憧れがあれば、疲労が溜まるスピードが少し落ちてくれます。





そして、その憧れは、できるだけ具体的に持ってください。

「自分は主役向きじゃない」という人は大勢います。
それを自覚することは大切です。
しかし、こう言っちゃあ悪いんですが、そんなことはわかっています。
登場人物が10人いたら9人は脇役です。
「主役を支えたい」というのは全然具体的じゃないのです。

また、「主役向きじゃない」という自覚には危険も伴います。
世の中には大変面白い二人芝居・三人芝居がたくさんありますが、
主役属性を最初から捨ててしまうとそういうのを演れなくなります。

『初めて演劇の舞台に立つ若いあなたへ』では、
自分のスペックを把握してくださいと言いましたが、
それは「身の程を知れ」という意味ではありません。

自分のスペックを把握した上で、
「何ができるか」を「何がしたいか」にシフトしていってほしいのです。





ドラクエの喩えで失礼。
今の自分が「戦士」だとして、その特性を活かすなら「賢者」にはなれませんが、
「バトルマスター」になって「がんせきなげ」をしてみたい、という夢が描けます。

パズドラが流行っているのでそっちでも喩えてみますと、
今の自分が「バジリスク」なら、
「碧闇星・ティアマット」にも「輝闇星・ティアマット」にもなれます。




ちなみに僕は作家として、
「強めに捻った歴史物」「大人向けのファンタジー」
を書けると思っているので、
そういうスイングで毎打席ホームランを打ちたいと思っています。

お互い、頑張りましょう。
posted by 森山智仁 at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月06日

初めて劇団を立ち上げる若いあなたへ

ほとんどの劇団がそうしていますが、
お客様にアンケートを書いてもらってください。
そして、それをきちんと読んでください。

あなたが脚本・演出なら多分、普通に読むでしょう。
あなたが脚本・演出でなくプロデューサーなら、
(まずその運営形態は素晴らしいことです)
脚本・演出の人に必ず読ませてください。
読みたくないと言われるかも知れません。
いいから読ませてください。





良い評価の方が多いはずです。
素直に喜びましょう。
お客さんは大概優しいから、なんて斜に構える必要はありません。
浮かれなければ大丈夫です。

問題は悪い評価です。
1枚あったら、同じ感想を抱いた人が10人はいると思ってください。
たまたまその人の舌に合わなかった、ではありません。
その人は「書いてくれた」のです。
わざわざ書かない方が普通です。
知り合いなら尚更でしょう。

高いチケット代を払ってつまらないと、腹が立つので、
時として感情的に書かれることもあります。
人格まで否定するような文章もあります。
そういうのはストレス発散の為に書かれているわけですが、
書く側の目的は関係ありません。
こちらの目的は情報収集です。
冷静に、何が良くなかったのかを教わりましょう。

白票は、解釈の仕方が難しいですが、
●面白かったけどめんどくさい。
●よほど面白くないと書かない。
●アンケートを書く気も起きなかった。
●感想とは無関係にアンケートを書かない。
等、色々なケースが想像されます。
マイナス票と捉えるぐらいの心構えでいた方が良いでしょう。

ちなみに、下敷きと筆記用具をあらかじめ付けておくだけで、
アンケートの回収率は飛躍的に向上します。
また、自由筆記欄と別に、簡単に答えられる設問を設けるのも有効です。
うちでは「満足度」を1から5で書いていただいています。





公演期間中は出演者にアンケートを読ませない、
という主義の演出家さんは多いです。
それはわかります。
悪い評価を冷静に受け止められない人もいるからです。

だとしても、公演終了後は、役者にも読む権利があります。
劇団に所属していない役者でも同じです。
何故なら役者も表現者だからです。
終わってからも伏せるのは権威を守る為でしかありません。

悪い評価は抜いて役者に読ませる、
というとんでもないことをする団体もあるそうです。
それを聞いた時は耳を疑いました。

とにかく、全てのアンケートを、みんなで、読んでください。

劇団が売れるようにするという目標に従って、
ブレない為にアンケートを見ない(つまり配らない)、
という考え方もあるかも知れません。
けれども、今、来てくれた方のレスポンスをないがしろにして、
何の為の演劇だ、と僕は思います。
本当に信念があるなら、反省はしても、ブレやしないでしょう。

もし真面目に扱わないなら、そもそも配っちゃ駄目です。
お客様に失礼です。





尚、アンケートが100%良い評価イコール劇団が売れる、
では全然ありません。
経営は別物として頑張ってください。
うちもまだまだです。









少し長くなってしまいました。

あなたが1つのチームを10年維持できたら、
後進に教えてあげたいことも出てくるでしょう。
しかしそういうのをブログに書いたりするのは程々にしておきましょう。
何故なら暇な奴だと思われてしまうからです。
posted by 森山智仁 at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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