これはもう電車に乗るしかないと判断。
ケータイで時刻を調べる。
最寄りの矢倉駅から17:57発。余裕。
17:30 中学生がみんな挨拶してくれていい気分。
と浮かれてる場合ではなく、
矢倉駅が見つからず本格的に焦り始める。
暗くて何が何だかよくわからない。
訊けば良かったと思う頃には中学生はいない。
17:45 バス停を発見。素早く地図を確認。
通り過ぎてんじゃん!
駅ぐらい矢印とか出しといてほしい、
と泣きながら引き返す。
17:50 目印を発見。あそこを左だ。
歩くのも厳しい足で走る。
ところがどっこい、駅がない。
あるはずだがまったく見つからない。
どこですか? わかりません!
マジで民家しか見えない。
時刻が迫り、ひた焦る。
17:57 写真のあれを初めて遠目に見て、
駅だとわかる人が果たして何人いるだろう。
もしやと思ってダッシュをかけるも、
電車は無情にもまさに目の前を走り去ったのだった。
18:00 次の電車は一時間後。
旅館に電話。すいませんこんな状況です。
とても感じの良い対応。
しかも川原湯駅まで迎えに来てくださるという。
本当にありがとうございます。
コーヒーを2杯いれて暖を取り、
水コ伝の第3巻で時間を潰す。
バーナー持ってきてて良かったぁぁぁ。
近くに自動販売機もないし、なかったら相当凍えてた。
そして北方謙三は偉大だ。
割とあっという間に一時間経過。
19:30 高田屋さんに到着。
来る途中かなりのアップダウンがあった。
お迎えがなかったら辿り着けなかったことうけあい。
テレビでしか見たことないような建物とお食事。
なのに足が痛過ぎて十分に感動できない。
と言うかまともに歩けない。
明日の朝立ち上がれるか、が24歳初日の心配事。