隙のない作品だと感じた。
名作(原作=レジナルド・ローズ)のポテンシャルがあますところなく発揮されている。
役者さんたちも良いし演出も面白い。
あれどうやって回してるんだろう。
大変だっただろうけど十分に意味はあったと思う。
森夏姫さんがガーッとなるところ、名場面だった。
力み具合が絶妙。
4回しかやらないなんて本当にもったいない。
この作品のミソは、なんだかんだで全員、冷静に物事を考える力があるということだ。
対立よりむしろ調和が見出された。
普通は大体において結局、声のでかい奴が支配してしまう世界なのである。
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