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2014年11月23日

観劇:カプセル兵団『月光条例』

長いのも、詰め込み過ぎなのも、あらかじめわかっていた。
だからそれはいい。

『からくりサーカス』(前編しか観てないけど)が非常にカッコ良かったので、
どうしてもそれと比べ、今回の方が劣ると思ってしまう。
『からくり』には漫画という別メディアのものを立体化する意義が感じられた。
今回はそれがなかった。

カプセル兵団で初めて睡魔に襲われた。
僕があのノリに飽きてしまったのだろうか?
ないとは言い切れない。
でも「毎回アレが見られる」という「安定」は劇団という形態の利点の一つ。
極端な言い方をすれば、飽きるのは飽きる方が悪い。

声が届いてこなかった、というのも、胸を打たれなかった要因だと思う。
結構な人数が声を嗄らしていて、聞き取りにくかった。
声が舞台上でストンと落ちてしまっているような感じだった。
一生懸命に何ステージもやったら声が嗄れるのは仕方ない……わけがない。
同一料金なのだから。

【年内舞台鑑賞27本目】
posted by 森山智仁 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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