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2014年11月19日

読書:たちばなかおる『ダウン症児の母親です!』

すごくいい本だ。
みんなに読ませたい。

生活感に満ちた声。
きれいごとばかりではない。
幸福を強引に見出そうともしていない。

ユンタ君には生きる意味がある。
と、著者も(葛藤の末に)書いているが、僕も全力でそれを肯定したい。





「障害児は親を選んで生まれてくる」という「常套句」がある。
今まで文献を読んだ中でしばしば目にし、
そういうものかも知れないと何となく思っていたが、
著者はこの表現を嫌っていた。

どんな表現がいつ誰を傷つけるか、まったくわからない。
それでもまず発言をしないことには始まらない。

【年内読書81冊目】
posted by 森山智仁 at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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