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2014年07月19日

読書:篠原悠希『天涯の楽土』

第4回野生時代フロンティア文学賞受賞作品。

王道の歴史ファンタジー。
リサーチ力なのか想像力なのか、
大抵の人が漠然と「農耕が始まったらしい」ぐらいにしか思っていない弥生時代を、
ものすごく立体的に描いている。

特殊能力の出し方、加減も上手い。

主人公が直情的なのも良い。
受身系の主人公ばかりの昨今、こういう存在は眩しい。

視点が「?」となることがあった。
序章を除いて主人公目線なのかと思いきや、
後半、不意に脇役目線になることがあって、デッサンの狂いのようなものを感じた。

あと、「強気な女の子」の描き方ってやっぱり難しいと思った。
高照が現れるまではドラマでイメージできていたのに、高照だけ急にアニメっぽい。

【年内読書45冊目】


posted by 森山智仁 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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