力を合わせて問題を解決したり、普段はいがみ合いながらも信頼し合っていたり、というペアではなく、
司馬さんと須田さんという組み合わせは、純粋な、小さき旅人たちである。
感銘を受けに行ってはいけない。
そうすると旅は薄っぺらい絵葉書のようになる。
ただ、行く。
そして、考える。
司馬さんの知識の広さにはただただ圧倒される。
本当に何でも知ってるなこの人。
並の人生何回分の知識が詰まってるだろう。
歴史の勉強は「流れで覚えろ」とよくいわれる。
しかし、流れは異にする事柄同士が結びついた時にこそ、歴史の面白さがある。
【年内読書42冊目】