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2014年06月14日

読書:司馬遼太郎『街道をゆく6 沖縄・先島への道』

須田剋太画伯の味わいが実にいい。
力を合わせて問題を解決したり、普段はいがみ合いながらも信頼し合っていたり、というペアではなく、
司馬さんと須田さんという組み合わせは、純粋な、小さき旅人たちである。

感銘を受けに行ってはいけない。
そうすると旅は薄っぺらい絵葉書のようになる。
ただ、行く。
そして、考える。

司馬さんの知識の広さにはただただ圧倒される。
本当に何でも知ってるなこの人。
並の人生何回分の知識が詰まってるだろう。

歴史の勉強は「流れで覚えろ」とよくいわれる。
しかし、流れは異にする事柄同士が結びついた時にこそ、歴史の面白さがある。

【年内読書42冊目】
posted by 森山智仁 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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