第一回鶴屋南北戯曲賞受賞作品。
2002年の舞台をDVDにて鑑賞。
非っ常ーに面白かった。
「ら抜き」のみならず、あらゆる角度から言葉の問題を掘り下げる。
内容とは別に、観客の反応に感動した。
間違った敬語に対してきちんと笑える客席!
民度の高さとでもいうのだろうか。
多分2014年に学生たちの前でやってもウケないだろう。
と、嘆いてしまう僕はエビセン寄りの人間だ。
敬語の誤用をめぐって、以前、付き合っていた女の子と喧嘩したこともある。
エビセンの古い女性観が、
間接的にだけしかやっつけられなかったことがちょっとだけ消化不良だった。
【年内舞台鑑賞12本目】