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2013年11月20日

中川勇樹著『テレビ局の裏側』

第2回公演『ライト・ダウン』(2003年8月)ではテレビの「やらせ」を取り扱った。
当時は確かろくに調べもせずに書いたのだが、
あの時イメージしていたことが概ね思った通りで、もっと様々な手法があるということがわかった。

視聴率競争とかスポンサーのしがらみなども「本当にある」ようだ。





「AD」と言えば意味もなく蹴っ飛ばされている人が思い浮かぶ。
制作会社でバイトをしていた友人の話によれば実際そんな感じらしい。

そしてこの本によれば、テレビ局や大手制作会社なら高給取りだが、末端の制作会社は薄給だという。

最近になって「ブラック企業」の問題が騒がれるようになっているが、
制作会社のADさんはずっと昔からブラックの新人みたいな扱いを受けているのではないだろうか?

末端の制作会社にADとして就職した人が、
「俺が入ったとこブラックだったわ……」
と嘆く姿は想像しにくい。
人権とか主張し出したら速攻干されそう。

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posted by 森山智仁 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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