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2013年11月19日

ZIPANGU Stage『シット☆コム』@萬劇場

シチュエーション・コメディだったが、正直笑えるところは一つもなかった。

シチュエーション・コメディなんだから、シチュエーションで笑わせるべき。
キャラクターが濃過ぎる。
時代劇の姉御みたいな口調とか、つい「ケロ」って言っちゃうのとか無理がある。
そんな人間いない。

そもそも初っ端に半沢直樹ネタってのはいかがなものか。

「1時間の番組」という設定で、放送開始の瞬間から本当に1時間で終演、という構成は良かった。
総上演時間1時間30分少々なのも良いのだが、最初の30分があまりにも冗長。
いきなり番組開始でも人間関係等の背景は十分説明できるはずだしこちらも理解できる。
長くても15分で足りたはず。

森夏姫さんと、ゲスト出演した劇団チョコレートケーキの日澤雄介さんは良かった。
存在を信じることができた。
大味なキャラクターを演じる上で大切なことは、思い切りとディテールだ。
「それ風な喋り方」をするばかりで、全身でやれていない人が多い。

【年内舞台鑑賞72本目】
posted by 森山智仁 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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