監禁。
それぞれの事情。
よくある設定だが、
キャラクターや展開に意外性があり、
最後まで楽しめた。
まず冒頭が良かった。
作・演出の篠原功さんが役者として魅力的。
高飛車な女がやり込められるところが気持ちいい。
やっつけてやりたくなる奴が出てきて、
そいつがやっつけられるのって、
いいよね……(しみじみ)
勧善懲悪はやはり基本の一つだ。
その女も結局いいところ見せるわけだが。
半田瑞貴さんが中学生ぐらいにしか見えなかった。
実際は何歳の設定だったんだろう。
しかし何にしても上手い。
若いのに堂々としている。
ラストの一連の演出、好きなんだけど、
暗転から終演まで何かもっといい順番があった気がする。
【年内舞台鑑賞100本まであと6本】