潜在性、の意。
高校の演劇部時代、僕の書いた作品と先輩のと、
どちらをやるかということで、まぁ結局先輩の作品に決まった。
別に僕の方が優れていたとは本当に思わない。
ただその時点で、先輩の作品は未完だった。
いや、別にそれもそれで構わない。
印象に残っているのは、
先輩の作品に決まったことについて、
別の先輩がしてくれた説明。
「(先輩の作品は)完成されていないから、
みんな可能性を感じて、やってみたいと思ったんだろう」
当時は、よくわからなかった。
今でも、少なくとも件のケースに対しては、
必ずしもその通りだったと思っているわけじゃない。
原則として作品は、完成されていなければならない。
役者やスタッフを何日も拘束して舞台化し、
観客から金を取るのならなおさらだ。
が、完成度だけでなく潜在性もまた、
創作を継続していくなら示す必要のあるものだと思う。
「こいつにはまだ何かありそうだ」
と、人にそんな風に思われることができたら、
もとい、そう思われなければ、きっと続けていけない。
「もういいや次回は。もうなんかわかったから」
完成度という点では申し分なかったとしても、
そんなことを思いながら劇場を出ることは決して少なくない。
自分が後者のように思われてたら本当に嫌だ。
うーむ。
うわぁ、それは本当に嫌なことだ。
2006年12月10日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/29373688
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/29373688
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック


