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2015年01月14日

読書:NHK「東海村臨界事故」取材班『朽ちていった命 被曝治療83日間の記録』

ニュースに無頓着な時期があった。
社会に目を向けるべき高校・大学、及び卒業後の数年間。
今、社会的なテーマに関心が向いているのは、当時の反動なのかも知れない。
僕たちは、常に、「今」を生きている。

東海村臨界事故のことが、まったく記憶になかった。
当時僕は高校生であった。

知るべきことだった。
今知った。
読むべき本を読んだ。

舞台化したいまである。

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posted by 森山智仁 at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画:スティーブン・ダルドリー監督作品『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

いい作品。
「調査」が段階を追って進行せずいきなり結論にたどり着くという部分は正直うまくないと思ったが、
演出がステキで、ずっと観ていられる。

オスカーの心情に深々と共感できる。
理屈を盾にして脆い心を防護する習慣。

矛盾語合戦のシーンが好き。

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posted by 森山智仁 at 06:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

読書:佐藤栄佐久『福島原発の真実』

鵜呑みにはできない。
だが、相当の部分、真実なのだろう。

現代の日本だから「逮捕」で済んだ。
時代や国によっては「抹殺」させられていてもおかしくない。

こういう本を、
衝撃に打ち震えながら、
しかし電力を存分に使いながら、
読んでいる。
僕は典型的な東京人の一人である。

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posted by 森山智仁 at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月10日

読書:若杉冽『原発ホワイトアウト』

オビによると、「現役キャリア官僚のリアル告発ノベル」。

面白い、という表現が適切かわからないが、面白い。
取材による想像でなく、実体験に基づいているわけだから、説得力がある。

主に黒幕視点で描かれており、濁った心理を追体験できる。
「マジでこんな感じなのか……」と。

色仕掛けのところが少々安っぽく感じたが、多分わざとなのだろう。
僕もこんな風に露骨に誘惑されてみたい。

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posted by 森山智仁 at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あの震災から

@震災の直後、
演劇を続ける理由を、
どこからのコピペでもなく、
きちんと説明できた演劇人(アマチュア)はいただろうか。

Aそれ以前に、
「こんな時に演劇だろうか」
という疑問を本当に持ったか?
「客が入らないだろう/バッシングを受ける」
から、
「続け“られる”かどうか」
を不安に感じただけではなかったか?





Aはちょっと極端かも知れない。
さて、@は?

「世の中を明るくする為」。
大勢の人が使ったであろう理由付け。

※ここでは「明るくする」という言葉を物凄く広い意味で使う。

この理由は本来、震災の直後であろうとそうでなかろうと、正しい。
芸能にはそういう役割がある。

ただ、「どれだけ明るくできるか」。
サザンオールスターズとかスタジオジブリとか、
「日本」を明るくしようというならそのクラスでなければ不可能。

小劇場の演劇にそれほどの力はない。
明るくすることができるのは、
数百人のお客さん(の中で気に入ってくれた人)と、
自分たちぐらいだ。

では、まったく意味がないかというと、そんなことはない。
「数百人」を明るくさせられるなら十分意義のあることだ。

その中で「数十人」が「本当に感動」したなら素晴らしいことだし、
さらに「数人」の「一生の心に残」れば胸を張っていい。





震災の直後、
「世の中を明るくする為」とか言わなければ、
演劇をやっちゃいけないような空気があった。

もうじき震災から四年が経つ。
言い訳をしなくても誰にも怒られない。
不謹慎だとか言われない。

しかし「今」と「当時」とで、
演劇をやる理由が変化していたら、
それは少しおかしいことだと思うのだ。
おかしい、と言うか、じゃあいつ変わったんだ、と。

状況を問わず、芸能として、光であるべきだろう。
どんな小さな輪を照らすものだとしても。
posted by 森山智仁 at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月09日

タケルフォーマーズ

『テラフォーマーズ』のマーズ・ランキング1位の彼と、
『タケルのミコト!』のライナーノーツの類似が指摘されている。(丹羽から)

2点ほど弁明したい。






@執筆時点で『テラフォーマーズ』のことは知らなかった。





A似て非なるものである。

『テラ』は強者同士の配合によって高純度の強者を作り出そうとするのに対し、
『タケル』は先代の獲得形質を丸ごと遺伝させるものである。

RPG的に言うと、
『テラ』が「レベル上限」を徐々に高めていくのに対し、
『タケル』は「強くてニューゲーム」のようなものである。





と言っても、結局似てるっちゃ似てる。
アンケートに書かれても仕方ないと思う。
posted by 森山智仁 at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月07日

粗食

昼に起きて、

食パン一枚と、

いただきものの干し柿だけで、

今の時間まで生きている。





ちゃんと食べなきゃだめだ……
posted by 森山智仁 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

映画:中島かずき脚本/高橋渉監督作品『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』

ふ、深い。
深過ぎる。
ロボになってもとーちゃんはとーちゃんだが、
オリジナルが現れたところから一気に哲学的になる。

社会科見学のところが一番泣けた。

mv.3
posted by 森山智仁 at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月05日

何かテキトーな数字を言ってください

マジシャンが「何かテキトーな数字を言ってください」と言ったとする。
人間ならすぐ答えられる。
コンピュータには答えられない。

その質問をされた「時刻」をある式に代入して擬似乱数を作る、ということならできる。
しかしこれは「時刻」という「根拠を持つ」数字であって、真に「テキトーな数字ではない。

コンピュータは「テキトー」な答えを返すことができない。
人間にはそれができる。
もちろん、コンピュータ的に「何か根拠を持つ数字」をわざわざ考える人もいるだろう。
恋人の誕生日とか付き合った記念日とか初めてちゅうした日とか。
そういう人もいるかも知れないが、とにかく、何の根拠もない数字をパッと挙げることが人間には可能である。

将棋は今やコンピュータの方が強いらしいが、囲碁はまだ人間が勝つという。





そう遠くない未来、人間の仕事はほとんどコンピュータに代わられてしまう、という説があるが、
やはり人間にしか生み出せないものがまだまだあると思うのだ。
posted by 森山智仁 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月03日

ことしのとしまくん

写真.JPG
服着てた。
posted by 森山智仁 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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