読書：スティーブン・キング『グリーン・マイル』（5〜6）

見事だ……。
圧倒的な構成力。
途中まで読んで投げ出すということはほぼ不可能だろう。

人間ドラマでありながら、社会的で、エンタメ。
非の打ちどころがない。

構成だけでなく「描き込み」も素晴らしい。
同じ情景を他の書き手が書いてもここまでの密度にはなるまい。
当たり前過ぎて言うのも憚られるけど、僕など足元にも及ばない。
ため息が出る。

ブルータスが最高。

【年内読書32〜33冊目】

映画：ゴリ監督作品『南の島のフリムン』

わかりやすい娯楽作品。
空手を取り上げてくれただけでも何となく嬉しい。
（僕は空手家ではないけれど）
冒頭のエピソードだけやたらブッ飛んでいるが、その後はいたってシンプル。

AKINA演じる「りみ」にグッと来た。
つくづく僕はツンデレに弱い。

【年内映画鑑賞20本目】