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2014年04月06日

問題!

彼はその高額商品が「買った後ほとんど使われない」ことを知っている。
けれど関係ない。
売るしかない。
売るのが仕事だ。
何十軒も回ってやっと一個売れるかどうか。
塩をまかれたこともある。

そんな風に働いて働いて苦労して育てた息子が、
ビタ一文も稼げそうにない哲学者とやらになりたいと言う。
父はそれを許せるだろうか?

ビタ一文も稼げそうにないくせに、
こんな問いを立てたのがその息子だとしたら?

そしてこの問いはただ底意地が悪いだけで何一つ示唆的ではないと断言できるだろうか?





尚、あくまでも僕は、両親を尊敬している。


posted by 森山智仁 at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

読書:マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室講義録 下』

適切な例を挙げて話すことの大切さを感じる。
抽象的な概念も具体的な問題に置き換えることで一気に身近になる。
大金持ちのスポーツ選手は貧しい人々を救うべきか?
罪を犯した家族を警察に突き出すべきか?

付録の「東京大学特別授業」だけでも一読の価値あり。
読みたい人、貸すよ!

【年内読書19冊目】
posted by 森山智仁 at 14:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

読書:マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室講義録 上』

素晴らしい。
わかりやすい。
教授も学生もみんな頭いい。
頭がいいというのは、難しい言葉を使えることでなく、他人にわかるように話せることなのだ。

そしてユーモアのセンス!
超スマート。
編集注が「一同笑」と「一同爆笑」にちゃんと分かれているのも偉い。

終わり方がすごくあっさりしている。
だらだらと引き伸ばさない。

【年内読書18冊目】
posted by 森山智仁 at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画:中江裕司監督作品『ホテル・ハイビスカス』

何気なく手に取ったら『ナビィの恋』(未見)の監督だった。
『ナビィ』は沖縄ブームを作った映画として複数の書籍で名前を見けかた。

これ、みんなの好きな沖縄だ……!
どうせみんなの好きな沖縄だ、と、ついバリアを張ってしまうも、
貫通された。
子どもずるい。
子どもずるい、っていう言い方もずるいか。

照屋政雄さんのおとうちゃんがすごくいい。

【年内映画鑑賞14本目】
posted by 森山智仁 at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月02日

右へ左へ

演劇やるのに右と左の論争に巻き込まれたくない。
という気持ちは根底にあるのだが、どうも完全に避けて通るのは難しいようだ。

クリボーとかノコノコ踏みたくない。
とマリオがどんなに願ったところで、踏まないとゴールまで行けないステージもある。





避けては通れないけど、やっぱり嫌だ。
関わり合いになりたくない。
どちらにも。
右翼とか左翼とかアブナソーなイメージしかない。

怖い。
怖過ぎて、仲間にも相談できない。
「戦争についてどう思う?」なら訊ける。
「育鵬社と東京書籍の教科書どっちがいいと思う?」は怖くて訊けない。

何故なら、右か左か、どうしてもどちらかには属しているからだ。
自覚はなくても、分布図でどこにいるか、ピンを刺すことはできてしまう。
100%中立はあり得ない。





右翼と左翼の何が怖いか。
その原因の一つは、「名乗り」より「レッテル貼り」が頻繁だからだと思う。
昔の合戦みたいに「やあやあ我こそは右翼の某なり」とか言わない。
相手を攻撃する時に「極左連中は云々」って言い方をする。

後ろ盾のない者がレッテル貼られて孤立したら破滅しかねない。





動員やっと1000人ぐらいの劇団に社会的影響力があるとは思えない。
それはそれとして。

「どっちも」やれる気がする。
右翼が喜ぶような描き方もこんこんと思い浮かぶ。
住民に感謝され、集団自決を「思い止まらせ」、身を挺して散る日本兵だ。
逆もできる。
住民を壕から追い出し、投降を呼びかけた者を殺し、戦後も謝らない。

無難なことはやれない。
勇気が必要だ。





カーブでもシュートでもない球を投げる。
ブログとかじゃ難しいが、演劇ならきっとそれができる。
posted by 森山智仁 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

読書:佐野眞一『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』

序盤の印象は決して良くなかった。
僕はこれでも平均よりはアウトローのことが好きな方だと思うが、著者の比ではない。
好き過ぎる。
ヤクザの話がなかなか終わらない。
ずっとこの調子なら「書かれたくなかった」というほどではないんじゃないかと正直思っていた。

そして長い。
600ページ以上ある。
読むのやめてしまおうかと何度か思いながら、意地で読み進めた。

真ん中あたりから俄然面白くなった。
特に大田知事について陰陽両面あぶり出すところは「これぞ取材だ」と思った。

僕は確かに、著者の言うところの「大文字」の沖縄しか見ていなかったのだ。
この本を読んで、自分の中の沖縄観がはっきりと分厚くなった。

【年内読書17冊目】
posted by 森山智仁 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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