「器」という字が「道具」を意味しているのが好きだ。
道具の代表が「容器」なのだ。
何もない原始をイメージしてみる。
何が便利かと言えば、
刃物とか布とか色々あるけど、
やっぱり一番最初に欲しいのは容器ということになるだろう。
水が汲めないと死ぬ。
自分の身体以外の物体は、所有物であっても、
衣類等を除いて、殆んどの時間、身体に接触していない。
チャンネルを変える数秒しかリモコンは持たない。
故にリモコンには器(床でも)が必要である。
そう考えていくと、
世の中に存在する道具の約半分は「何かの容器」なのではないだろうか。
しかも基本的には「収容」するわけだから、
容積としては「何かを行う道具」より「それをしまう道具」を人類は多く作っている。
何げに大切な発見をしたような気がしている。
しかし「だから何」が見えない。
誰かこういう議論に付き合ってくれる人はいないだろうか。
……ゴミ問題か……?
……ゴミ問題に発展すればいいのか……?