オープニングが超カッコ良かった。
スピード感、フォーメーション、男臭さ。
あれは本当にもう一回観たい。
脚本はロマンティックと今っぽさ(?)の融合。
今っぽさだけならどこでも見られる。
しかしロマンティックが入ったやつはなかなかない。
後半、独白が続くあたり、長く感じた。
オープニングが良かっただけに、サービス精神が尻すぼんでいる感じ。
それによって全体の尺も長かった印象になってしまった。
PLAT-formanceの安藤理樹さんが凄く良かった。
動ける動ける。
「彼のターン」は飽きることなく、ずっと観ていられる。
劇中の音楽が一曲、うちがかつて使ったのとかぶっていた。
しかも暗転のタイミングまで同じだった。
気が合った。
総合的に言って『高橋ギロチン』よりだいぶ面白かった。
脚本も演出も的が絞られていて観やすい。
あと、アフタートークで立ち消えになってしまった話題。
「闘牛の突進をどう表現するか」についてちょっと考えてみましたが、
勢いよく動くことと狙った位置で止まることを両立できるという意味で、
あの飛び込み前転という選択がベストだったんじゃなかと思います。
【年内舞台鑑賞最低50本まであと24本】