小劇場で演劇をやっている人の多くが、
チケットを売る為、
知り合いに片っ端から宣伝メールを送る。
情報が解禁になったらなるべく早く送るのが吉。
そして時期が近づいたらもう一度送る。
一斉送信は好まれない。
というのが多分一般的。
周囲は演劇関係者ばかりなので僕はごく普通に受け取っている。
※ちなみに僕に対しては一斉送信でも大丈夫です。全然気にしません。
少し前のことだが、
ある知人(演劇関係者ではないちゃんとした社会人)より、
「宣伝メールは送るな」
と怒られた。
観たくなったら自分で調べて行くという。
そして本当にそうしてくれる人である。
演劇をやっていない人にとって演劇の宣伝メールは、
「頑張ってるんだね。でも忙しい」
「また来たけどスルー」
「迷惑メール扱い」
と感じ方の程度の差こそあれ、
やはり異様なものなのだろうか?
年賀状しかやりとりしてなかった知人が、
突然電話してきたから何かと思ったら、
○○党に清き一票をとか壺を買ってくれとか、
それと同じ感じなのだろうか?
普通に考えて自分が携わっている舞台なんだからお知らせはして当たり前。
そこに金銭のやりとりが絡んでくるから難しい。
「チケット代を払ってくれ」
「お客呼べない役者って本当に肩身が狭いから助けてくれ」
「友達が頑張ってんのになんで来ないんだよ」
ではなく、
「エンターティンメントを提供します」
という意志であるならば、
ご無沙汰の知人にも宣伝メールを送っていいと思う。
僕たちはエンターティンメントを作っているのである。
最近ツイッターが何だかおかしくて、
「フォローした覚えのない人をいつの間にかフォローしている」
という現象が明らかに見間違いではない数起きており、
ちょくちょくパスワード変えたりちまちまブロックしたりしているのだが、
とにかく鬱陶しい。
しかもアフィリエイト関係の人が多い。
「ネットで儲かる方法を教えます!」
というDMがしょっちゅう来る。
もちろん演劇とアフィリエイトは全然違うわけだが、
この件で“ウザい”という感覚を思い出させられた。
ネットで儲かる話なんて聞きたくありません。
何故なら僕は秘密のノウハウを持っていますから……
それがコチラ→
本当に知りたい人だけクリック!……ってのがアフィリエイトね(・∀・)