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2013年01月31日

野沢尚『深紅』

面白かった。

カクテルの表現がオサレ。

上申書の読み応えが突き抜けている。

主人公のものの考え方・感じ方が若いことが、
(冷酷そうに振る舞っているのに実は感情的)
(つまりちょっと子どもっぽい)
あまり好きになれない部分だった。

【年内読書最低50冊まで残り47冊】


posted by 森山智仁 at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月30日

ゆめかまぼろしか

第21回公演『夢幻泡影江戸川乱歩』全9ステージ無事終了しました。
今回もたくさんの人に支えられての公演でした。
脱稿がいつもより遅い中で稽古に付き合ってくれたキャストの皆さん、
様々な細かい注文に笑顔に応えてくださったスタッフの皆さん、
広報活動にご協力くださった皆様、
ご来場いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

「夢幻泡影」という言葉は「夢や幻のように儚いもの」のたとえです。
「儚さ」がテーマだったわけではないのですが、
意味はあまり考えず「夢」という字が入っていることと響きの良さとで、
このようなタイトルになりました。
だったのですが、
今思えば「家族というコミュニティの儚さ」も一つの要素だったと言えるかも知れません。

今回もお客様からたくさんのご感想を賜りました。
アンケートは一枚一枚ありがたく拝読しております。
●アンケート即日公開
●Twitterご感想まとめ
●CoRich舞台芸術!「観てきた」
次回の公演もどうぞご期待ください。
きっとまた一味違いつつもバッコスらしい舞台をお届けします。
posted by 森山智仁 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月26日

ブログで批評をすることについて・つづき

1/24の記事について「甘い」というご指摘をいただきました。
実際、その通りだと思います。



プロモーションの観点からすれば百害あって利は僅か、
即刻スタイルを改めるべきかも知れません。

「2012年内にとりあえず100本観る」
という目標を定めた時、
「良かったことしか書かない」
というルールを設けることも一瞬考えました。
敵を作らない為にはそれが一番でした。

たぶん僕は根っこのところが幼いのでしょう。
そしてその幼さを捨てたら僕ではないと感じてもいるのです。

「生意気な野郎だ、そういうお前はどうなんだ」
そういう経緯でのご来場こそ是非あってほしいのですが……



少なくともただの発散というつもりはありません。
例えばCoRichの「観てきた!」には直接投稿せず、
(トラックバックが機能していなかった期間を除く)
トラックバックを送るだけにさせていただいているのも、
「評判を落としたい」という意図は一切ないからです。
記事が読まれるようにリンクを送っているわけですが、
とりあえずパッと見の評価には影響しないで済みますからね。
posted by 森山智仁 at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

ブログで批評をすることについて

お客様アンケートで、
主宰のブログを読んで後悔した、
というのがありました。

僕は自分が作り手でありながら、
他人の作品を時に辛口で批評しています。

気分を害される方もあるでしょうし、
僕自身の印象もあまり良くはならないでしょう。

ただ、決していい加減な気持ちや、敵意で書いているのではありません。
素晴らしいと感じた時は素直に素晴らしいと書きます。





作り手同士での足の引っ張り合いは確かに有意義でないかも知れませんが、
なれ合いこそ無益だと思うのです。

星一つ、のような批評を自分がしている以上、
自分の作品がよそで干されても「中傷だ」などとは思いません。

甲賀三郎は江戸川乱歩に対して痛烈な批判を浴びせていたそうですが、
乱歩は少しも反感を持たなかったといいます。

会津が「ならぬものはならぬ」の精神で若い人間を育てたように、
つまらぬものはつまらぬと言い合える間柄こそ、
作り手同士の健全な関係ではないでしょうか。
posted by 森山智仁 at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月24日

当日券アリ

『コダマ』がつまらなかった人、
『マタイ』が退屈だった人、
あるいは遥か昔の公演を観て「この劇団はもういいや」と見切った人。

そういう人にこそ、
観に来てほしい。

今回は大分違います。



――――――――――――――――――――――――――――――
劇団バッコスの祭
第21回公演
『夢幻泡影江戸川乱歩』
グリーンフェスタ2013参加作品
作・演出=森山智仁

【日時】
2013年1月23日(水)〜28日(月)全9回
23日(水)19:30 ★
24日(木)14:00 ★
24日(木)19:30
25日(金)19:00
26日(土)14:00
26日(土)19:00 《開演前イベントあり》
27日(日)14:00
27日(日)19:00 《開演前イベントあり》
28日(月)15:00

【会場】
シアターグリーンBIG TREE THEATER
(池袋駅より徒歩10分)

【料金】
前売 3,000円 / 当日 3,300円
●最初二回割引 2,800円(上記の★対象・要予約)
●学割 2,500円(要予約・学生証提示)
●勝手にグリーン割 2,500円(2012年11月23日以降、シアターグリーンで上演された舞台の半券をお持ちください)

◆乱歩の本でキャッシュバック!
受付にて「江戸川乱歩の著書」をご提示いただいた方に100円をキャッシュバック致します。

◆tweet about us!
ツイッターをご利用の方は、「劇団バッコスの祭」・「江戸川乱歩」という2つの単語を入れてツイートしてください。
終演後、専用ブースにて画面をご提示いただいた方に、100円をキャッシュバック致します。

【ご予約】
下記のフォームに必要事項をご記入ください。
http://481engine.com/rsrv/webform.php?s=yfoursqijsb5nlhh

【特設サイト】
http://www.geocities.jp/bacoma_info/ranpo/
PC・スマートフォンのみ対応です。
※暗号クイズ出題中! 挑戦者求ムパンチ
――――――――――――――――――――――――――――――
posted by 森山智仁 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月20日

1/23〜28@池袋『夢幻泡影江戸川乱歩』みどころまとめ

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1.劇場が池袋で、作品の舞台も池袋(江戸川乱歩邸)。
2.「トロイメライ」という装置で、他人の夢の中に入ることができる。
3.他人の夢をテレビに映して見ることもできる。
4.主人公は江戸川乱歩。娘一人の三人家族。(史実では息子)
5.乱歩の家には作家を目指す男・村山健次郎が居候している。(フィクション)
6.乱歩の家の隣にはライバル作家・甲賀三郎(実在)が住んでいる。(隣にいるというのはフィクション)
7.夢の世界では、絵の中に描かれた帽子が盗まれる。誰が・どうやって・何の為に?
8.森山智仁(脚本・演出)が2012年に観た芝居の数は104本。(みどころではないですね)
9.大人しそうな設定からは想像もつかないポップなオープニング。
10.主な参考作品は『怪人二十面相』、『心理試験』、そして『インセプション』。
11.強引に挿入されるアクションシーン。強引だ、と宣言しておきます。それでいいのだ。
12.登場人物は日本人15名とインド人1名。
13.事件は夢の中だけで起きてるんじゃない、現実でも起きてるんだ!
14.乱歩は一時期探偵事務所に勤めていたことがある、という史実を反映。
15.開演時と終演時を除いて暗転は2回のみ(の予定)。1回目の暗転までで、ヒントはすべて出揃う。
16.二十面相からの予告は以下の通り。「今宵二十四時、貴美術館所蔵の油絵『エイレーネの外套掛け』を頂戴する」
17.乱歩の妻の名は隆子(史実通り)。チラシの人。
18.乱歩の娘の名は玉子。史実では歳の離れた妹の名が玉子。とてもかわいがっていたという。
19.古今東西「ホームズとワトソン」の関係性は実に様々だが、「岩井と谷崎」は果たしてどんなコンビなのか?
20.酒屋・松野元親の父親はある日突然昏睡状態に陥り、今も目が覚めないままらしい。

というわけで、ご来場お待ちしておりますexclamation×2

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劇団バッコスの祭
第21回公演
『夢幻泡影江戸川乱歩』
グリーンフェスタ2013参加作品
作・演出=森山智仁

【日時】
2013年1月23日(水)〜28日(月)全9回
23日(水)19:30 ★
24日(木)14:00 ★
24日(木)19:30
25日(金)19:00
26日(土)14:00
26日(土)19:00 《開演前イベントあり》
27日(日)14:00
27日(日)19:00 《開演前イベントあり》
28日(月)15:00

【会場】
シアターグリーンBIG TREE THEATER
(池袋駅より徒歩10分)

【料金】
前売 3,000円 / 当日 3,300円
●最初二回割引 2,800円(上記の★対象・要予約)
●学割 2,500円(要予約・学生証提示)
●勝手にグリーン割 2,500円(2012年11月23日以降、シアターグリーンで上演された舞台の半券をお持ちください)

◆乱歩の本でキャッシュバック!
受付にて「江戸川乱歩の著書」をご提示いただいた方に100円をキャッシュバック致します。

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終演後、専用ブースにて画面をご提示いただいた方に、100円をキャッシュバック致します。

【ご予約】
下記のフォームに必要事項をご記入ください。
http://481engine.com/rsrv/webform.php?s=yfoursqijsb5nlhh

【特設サイト】
http://www.geocities.jp/bacoma_info/ranpo/
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posted by 森山智仁 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

有栖川有栖『長い廊下がある家』

有栖川有栖が登場するということを知らずに読み始めたので、
初めて出てきた時は驚いたというか少々抵抗があったがすぐ慣れた。

本番一週間前。
人のを読んで自分の作品の参考にできる時期はとうに過ぎてるのだが、
僕はどうやらミステリ好きになったらしい。

【年内読書最低50冊まで残り48冊】
posted by 森山智仁 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月11日

君はコンパスを使わずにきれいな円が描けるか

数学はてんで駄目だったが、
数学の先生の言葉で強く心に残っているものがある。

「いちいちコンパスなど使わないでいい。
フリーハンドできれいな円を描けるようになった時が、
数学が身についた時だ」

かっこいい、と思った。
そうなのだ。
毎日、日々、日夜、積み重ねた結果として「プロ」という状態がある。

収入のありやなしやーーあるいは意識、
そういったものより遥かに重要な地点に、
「研鑽しているか」という尺度がある。

きれいな円をフリーハンドで描く。
その技術は一朝一夕では習得できない。
またそれ自体を目的とした練習をしても何の意味もない。
数学を賢明に学んだ結果としてのみ得られる。



30歳まで残り1年。
僕は一体いつきれいな円が描けるようになるだろう。
劇作家としても、劇団の運営も、僕には足りないものがまだたくさんある。

数学を愛するその先生はフリーハンドで、
ほとんど真円を描いていた。
posted by 森山智仁 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月09日

松本人志監督作品『さや侍』

「死」と「笑い」の組み合わせ。
これを設定した時点でもう勝ちだと思う。

「どういうことだよ」の人、超便利。
そしてアイロニカルですらある。

終わり方に意表を突かれた。
3回突かれた。
つまり優れた終わり方だった。

【年内映画鑑賞最低50本まで残り49本】
posted by 森山智仁 at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

桐野夏生『OUT』

江戸川乱歩を読んだからこそわかる、
江戸川乱歩賞の意味。

万人に理解されようとは、
決してしていないのだろう。
自分の頭をパカッと開いて見せつけるように、
感性をぶちまける。

そういう立場を取る「演劇」に僕はあまり感心しないのだが、
(勿論ピシッとハマってビビッと来ることはある)
何故か他メディアだと受け容れやすい。
不思議なものだ。
というか困る。
何でもキラキラして楽しめれば最強だろうに。
よつばみたいに。

メインの登場人物は主婦四人。
それだけ聞くと何やら地味そうだが、
それぞれが深刻な(極めて現代的な)境遇を抱えており、
読み手の心に重いものを残す。

【年内読書最低50冊まで残り49冊】
posted by 森山智仁 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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