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2012年07月12日

WSまもなく開催!



殺陣ユニット“バッカナリア”の相棒、丹羽君の練習風景です。
飛んだり跳ねたりしてますねー。
僕が斬ったり突いたりしてる動画もそのうち作ろうと思ってます。

来週、ワークショップを開催します!
詳細・お申し込みはコチラです。
ご参加お待ちしております。
posted by 森山智仁 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月11日

2012年の観劇のまとめその6

51〜60本目までのベストは、
北京蝶々の『オーシャンズ・カジノ』。
エネルギーがあり、またそのエネルギーに価値があった。
ただの発散とは違う。





ただの発散は他人に見せるものではないのだ。
そういう演劇は多い。
近頃はTwitterでもよく見かける。

人間は怒ったり悲しんだりすると体内にエネルギーが生まれる。
生まれたエネルギーは、
荒れたメール・荒れたツイート・器物への打撃・不機嫌な顔などに変換され、
時には舞台化される。

そういう創作の仕方が必ずしも悪いとは限らない。
『バクマン。』の平丸さんが良い例だ(実在の人物ではないけれど)。
負のエネルギーが芸術に変化することはあり得る。
けれども、その化学式は極めて複雑な様相を呈する。
もし単純だったら女子中学生は今頃みんな芸術家になっている。

Twitterはまぁ、多少は荒れてもいいんだと思う。
多分そういう性質のものだ。
悪口禁止ってことになったら誰もTwitterなんかやらないだろう。
人間は悪口を言いたがるものだし、聞きたがるのもまた人間である。
「www」という感覚は、
これを「くさくさくさ」と読むことを知らない人にも、(←僕は最近知りました)
多かれ少なかれ、ある。
超キレてんのとかマジうける。

だから、Twitterは別にいい。
(そもそも僕の許可など微塵も必要としないわけだが)
しかし他人に対価を求めるならば別だ。
個人的なエネルギーは何らかの方法で熟成させて、
料金や時間を支払うだけの価値を付与しなければならない。
posted by 森山智仁 at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

範宙遊泳『東京アメリカ』

@こまばアゴラ劇場

二面舞台。
開演前、役者たちが話をしながら舞台面をバミっている。
柴幸男を思わせる冒頭。
ついていけるか不安に思っていた矢先、
客席から「演出家」役の役者が立ち上がり、
にわかに楽しみ方のレールが敷かれた。

小劇場の稽古場という設定。
演出家のリアリティが素晴らしい。
悪い意味で(=良い意味で)リアル。
すごくいそう。
自分に酔ってる感じとか、年上の役者との関わり合いとか。

終盤、夢か現実かわからなくなるのは、
それまでの流れに沿っていないというか、唐突に感じたが、
概ね面白かった。
他の作品も観てみたい。

【年内舞台鑑賞100本まであと24本】
posted by 森山智仁 at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月09日

テレビドラマ『白虎隊』

1986年に「日本テレビ年末時代劇スペシャル」として放映。
戊辰戦争を開戦の背景から描いており、白虎隊はあくまで一要素に過ぎない。

最初はまだるっこしく感じられるが、第3話まで観れば納得(全6話)。
構成が上手い。
神保修理(国広富之)が前半の軸となり、
井上丘隅(森繁久彌)が始め・中・終わりを繋ぐ。
西郷頼母(里見浩太朗)も熱い。

豪快な殺陣も見どころ。

【年内映画鑑賞100本まであと84本】
posted by 森山智仁 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

新説発表

昨晩閃いて、眠れなくなってしまった。
いや、きちんとした裏付けは何もない。
現時点では単なる妄想に過ぎない、のだが。



1.中世、十三湊(現在の青森県)では安藤水軍が活躍していた。
「安」という字が目に止まった。

2.安芸・安房・阿波(阿だけど)、いずれも海に面している。

3.古代、海部(アマベ)氏は海人系の氏族で、天皇家にゆかりのある系図を伝えている。

4.日本史上、「安部」や「阿部」という名はよく見かける。
しかし「海部」はあまり聞かない。



古来より海を司るアマベの一族がアベと名を変え、
各地に海洋技術と「安」の字を残した!
のではないだろうか。
「阿」はその派生と見る。

一文字同じだったなんて、普通ならただの偶然と考える。
けれども、ヴェーゲナーの大陸移動説も、
アフリカ大陸と南アメリカ大陸の海岸線を見て
「似てね?」
と思ったことから始まったように、
きっかけは割と何でもないことだったりするのだ。
posted by 森山智仁 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

辻原登『村の名前』

芥川賞受賞という帯につられて。

中国特有の蒸し暑さと、苛立たしさ。
そして幻想。
打ち棄てられた寺院の壁画のよう。

精緻な描写にイメージが追いつかず。
追いついてないのに読むスピードを落とさない僕が悪いのだが……。

【年内読書100冊まであと95冊】
posted by 森山智仁 at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネルケプランニング『ある日、ぼくらは夢の中で出会う』

@紀伊國屋ホール

初日ということもあってか、
客席が非常に温かくて驚いた。
ちょっとしたことでも大いに沸く。
個人的にはそんなに笑えないところでも、
周りの空気で何となく楽しいような気がした。

戯曲は再演が繰り返される名作。
何を隠そう僕も高校の演劇部でやったことがある。
しかし、やったことがあるせいではないと思うのだけれども、
ちょっと高校演劇臭いというか、子供っぽいものを感じる。
「空を飛べる」って言われても……僕はちょっと引いてしまう。
とは言えやはり全体の枠組みは面白い。

衣装は変えない方が良かったのではないだろうか?
最初は確かに別々の方がわかりやすいが、
後半交錯し始めるとむしろ混乱を招く。

【年内舞台鑑賞100本まであと25本】
posted by 森山智仁 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月03日

星亮一『会津落城』

戊辰戦争の悲劇を、
悲劇的にでなく、
冷静かつ多角的に描く良書。
臨場感もある。

戦術というものの重要さを思い知らされる。
と言っても官軍の戦術が特別優れていたわけではない。
会津軍にしっかりとした軍師が一人でもいれば、
勝利はならずとも善戦は可能だったのであろう。

【年内読書100冊まであと96冊】
posted by 森山智仁 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月02日

劇団子供鉅人『バーニングスキン』

@原宿VACANT

イタリア製の西部劇がマカロニウエスタンならば、
この作品はツンデレアメリカンと言えよう。

よくわかなかったけど、
なんかエネルギーは感じた。

あと照明の使い方が面白かった。

拙い感想ですみません。

【年内舞台鑑賞100本まであと26本】
posted by 森山智仁 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月01日

祖母の庭園

写真.JPG
雨音を聴きながら、
知略と霊力によって、
会津軍逆転の可能性を模索する。

単に装備や兵力の差だけではなかったようだ。
戦術・情報戦の中にもかなりの敗因がある。
賢将が一人いただけで戦闘の経過は随分違っていただろう。

そしてそこに「コダマ」の力が加わると…
posted by 森山智仁 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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