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2012年03月31日

とーく・おぶ・ざ・でっど 弐

JOHNNY TIME@エビス駅前バー

バー公演にピッタリな内容。
休憩からの流れは見どころ。

上演時間はわずか70分なのにどうも長く感じた。
登場人物たちの物わかりが悪過ぎる。
説明の為なのだろうがそれでは話が進まない。
観客はそんなに馬鹿じゃない。
あと「でも……」と「そんな……」というセリフが明らかに多い。

今度は是非60分ポッキリで、
説明の為でない充実したやりとりを拝見したい。

【年内舞台鑑賞100本まであと49本】
posted by 森山智仁 at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

2012年の観劇のまとめその4

31〜40本目までのベストは、
DULL-COLORED POPの『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』。
衝撃的だった。
肉片の小道具などを出すより遥かに残虐。










いつの間にか50本観ていた。
CoRichの「観てきた!」の評判とは逆の感想を抱くことも多い。

だが、それでもいい。
追従する為に劇場へ通ってるわけじゃない。

しかし、「売れるものを作る」ことも考えなければならない。
それは商売として基本だ。
CoRichが全てとは思わないが最大手のクチコミサイトであることは事実。

そして良い商品ならすなわち売れるというものでもなく。
というのは、「商品」ではなく「売り方」の問題である。
売り方を工夫していると感心させられることも結構ある。





それはさておき、最近の演劇は、長い。
当たり前のように2時間を超える。

僕自身は確かに相当気が短い方だが、
他の人が長いという感想を書いているのもよく見かける。
長いぞという声は観客サイドからかなり上がっていると思うのだ。

今までの人生で僕が観た中で一番面白かった舞台は、
青年団の『忠臣蔵』で上演時間わずか40分だった。
物足りないとは全然思わなかった。

映画の世界でも苦労して撮ったカットをボツにするなんてザラだろう。
せっかく書いたシーンを削る勇気が演劇にも必要だと思う。
posted by 森山智仁 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストレンジャー彼女

tsumazuki no ishi@SPACE雑遊

CoRich舞台芸術まつりの最終選考作品の為拝見。

臨場感は高い。
開場中からずっと暗く、客寄せのBGMも無し。

あらすじを読むと面白そうなのだが……。
グロいからでなく、一歩引いて眺めてしまった。
さして重要でなさそうな話に時間が割かれることや、
霊たちの発言の内容が想像の斜め上を行かなかったこと、
またそれらが羅列されているだけで化学反応を起こさなかったこと。
これだったら椎名林檎の音楽一曲の方がある意味雄弁なのでは。

黙ってご飯を食べるという終わり方は得心がいった。

【年内舞台鑑賞100本まであと50本】
posted by 森山智仁 at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セチュアンの善人

東京演劇集団風@レパートリーシアターKAZE

神様たちがかわいい!
渋谷愛さんが凛としていて魅力的。

客席の側面や背後を使う演出が舞台との一体感を生んでいた。

ちょっと珍しい演技体だったと思う。
外国人の俳優さんだけでなく全員、
コメディア・デラルテ的というか(見たことないけど)、
何となく不思議な感じ。
群衆のガヤの言い方だとか。

それにしても疲れた……。
上演時間3時間超。
2回目の休憩に入った時は流石に戦慄した。

【年内舞台鑑賞100本まであと51本】
posted by 森山智仁 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

何も見えないことはない

写真.JPG
都会の夜は明るいねえ。

そりゃあ星も見えんよね。

でも金星とかは見えるから。
posted by 森山智仁 at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Vector

613@劇場HOPE

専門用語の量と用法が素晴らしい。
言葉から香り立つ現場の空気。

ただそれ以外のセリフのクオリティが高いとは言えない。
会話劇なだけにこれは切実な問題である。

起承転結の起は隠し事が多くてワクワクできる。
しかし承が長くてちょっと中だるみする。

舞台美術・衣装・小道具が良い。
音楽の使い方も好き。

【年内舞台鑑賞100本まであと52本】
posted by 森山智仁 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

中野なう

写真.JPG
観るか、書くか。
観るし、書くし。
喉から手が出る程欲しかった暮らしをしている。
いや、観るはある種、強迫観念からだけど。

31本目から40本目までのまとめがまだ書けてない。
あ、あと映画も一つ記事書いてない。

脚本の締め切りが近づいてきている。
ので、焦り始めている。
時間はガッツリ使えているし、かなり面白いと思う。
しかし稽古初日に間に合うだろうか?
すげー書いたはずなのに数ページしか進んでなかったりする。
間に合わせる為のこの暮らしなのだが。
光は差しているが雲も掛かっている。
ちょうど写真みたいな感じ。
いやいやいや、間に合わせなければ。

そして中野なう。
posted by 森山智仁 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東雲十六夜

ラフメーカー@シアターグリーン BOX in BOX THEATER

舞台美術と映像が素晴らしい。
それだけで絵になる。

ストーリーの動きが小さい。
暗号一つを解くのに全編かけるのは、
それが劇的に高度なものだったらまだしも、
キーワードの出方も画一的だし、
ちょっとまったりし過ぎだと思う。
暗号のメッセージも予想できてしまう。

また、ドタバタが肌に合わなかった。
シックな部分の雰囲気は好きなのだが。

【年内舞台鑑賞100本まであと53本】
posted by 森山智仁 at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にらたまスープ

写真.JPG
ショウガは、入れ過ぎたかと思ったけど、このぐらいで良かった。
ニラは、案の定、入れ過ぎた。
posted by 森山智仁 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

私たちは演技している

写真.JPG
「知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中でもがいてるなら」
Mr.Childrenの『名も無き詩』にこんな歌詞がある。

演じることが役者の仕事である。
しかし改めて考えてみると、
演じずに生きている人間などいるだろうか?

誰にも自分らしさの檻がある。
それは自分が望んでだったり、レッテルを貼られてだったりするが、とにかくある。
そして時には脱獄を試みるわけだが、概ねその檻の中で生きている。



誰もが演じながら生きている。
ここで着目すべきは「どの程度演技なのか」が人によって異なるということだ。
「どのぐらい意識したら演技なのか」という問題の検討はここでは省く。
要は他者から「どのぐらい演技に見えるか」である。

そして、人は人に対して、何かしらの印象を持つ。
それを大まかに好印象と悪印象の二方向とする。

どのぐらい演技に見えるかを横軸、
好印象か悪印象かを縦軸として、
「一言で表すとどう見えるか」(すなわち、一言でこう表されるのはどういう状態なのか)
を分類したものが、写真の表である。



だから何というわけでもないのだけれども、
演技という観点から、人が人に対して抱く印象を解析すると、
概ねこんな感じなんじゃないかと思う。
posted by 森山智仁 at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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