もうすぐ2008年が終わる。
結成したのが2002年だから、もう干支が半分回ってしまった。
劇団をやってるとプロ意識というものがしばしば話題になる。
持ってんのかと訊かれれば、
大抵のアマチュア劇団員はイエスと即答だろう。
歯医者さん100人に聞きました。
「患者さんにプラークコントロールをすすめている→イエス97%」
ぐらいの勢いで、ごく当たり前のものになっているだろう。
しかしプロ意識という言葉は恐ろしく曖昧な言葉だと思う。
そもそも「プロ」とは何か。
有料公演を打ったらプロ、という説がある。
これには半分賛成。
有料公演を打つならプロ意識を持つべきだが、
有料公演を打ったらプロであるとは思えない。
僕は「プロ」と「プロ意識」という言葉を、
それぞれ別のニュアンスで考えていて、
「プロ」というのはその収入だけで生活している状態、
と定義している。
そうしないと境界線が曖昧過ぎて気持ち悪いからだ。
では、「プロ意識」とは何か。
一般的に、「ちゃんとやる」「一生懸命やる」みたいな、
そういうアレの延長線上でふわふわ漂っている言葉であり、
ぼやけているが故に便利な言葉でもあると思う。
あるかと訊かれてノータイムでありますと言えるのは、
本当に確固たる「プロ意識」を持っている場合は例外として、
言葉の意味がはっきりしてないからだ。
質問側と回答側で定義が一致していない。
例えば「演劇で飯食いたいの?」という意味で訊いたのに、
「お客様のために最善を尽くします」みたいな意味で答えるとか、
そういう食い違いがうんざりするほどある。多分。
そして「例外」は滅多にあるもんじゃない。多分。
(僕の)「プロ」の定義に添うなら「プロ意識」は、
「その収入で生活している状態になるための具体的な向上心」
といった感じになるだろうか。
「具体的な向上心」という表現は変かも知れないが、
単なる「向上心」だったら誰でも簡単に持ててしまう。
「具体的」であるためには「現実味」がなければならない。
「夢があっていいね」とか言う時の「夢」ぐらいの位置付けなら、
プロ意識を持っているとは言えないのではないだろうか。
対義語として(対義語ではないけど)「趣味」という言葉がある。
「趣味でやっている」というのは、
アマチュア演劇の世界では万死に値する大罪である。
アマチュアなのに。
何故か頑なに断固として絶対認めない。
て言うか、趣味だろ。
と時おり思うんだけど、そんなことは口が裂けても言えない。
お前モナーと言われるのが怖いからだ。
まぁでも、少なくともこの文脈では、
自分で定義したんだから言われてもしょうがない。
少々強引に、
「生活してない状態」は全部「趣味でやっている」ものとして、
改めて考えると、
趣味というのはそんなにいけないことだろうか。
「プロ」の作品が「趣味」の作品より圧倒的につまらないことも、
「プロ」よりはるかに面白い「趣味」もたくさんある。
面白い作品を作り続けていれば絶対食えるという説もあるが、
僕はあんまりそうでもないと思っている。
食えるようになるためには「それ用」の努力が必要だと思う。
それは面白い作品を作るというのとはちょっと違う性質のものだ。
例えば「ニーズに応える」とか。
と、これを言い出すと「面白いとは何か」という話に飛んでしまう。
「趣味でやってます」と公言しながら、
確かに食えてるわけではないんだけど鼻血が出るほど面白い。
そんなすがすがしい劇団がどこかにないものだろうか。
2007年12月31日
2007年12月29日
オリジナリティ
「既成の何にも似ていない」としたら、
それは逆に無個性的だと言えるだろう。
完全な零からは傑作は恐らく生まれ得ない。
2007年12月28日
暮れ
家族でやってる正月飾りの露店。
ストーブで餅を焼いている。
おじさんが「餅いかがっすかー」。
すかさず俺「いくらっすか」。
売り物じゃなかった。
自分らで食べるために焼いてて、
おじさんが冗談を言っただけだったのだけど、
くれた。
すいません。ごちそうさまでした。
ストーブで餅を焼いている。
おじさんが「餅いかがっすかー」。
すかさず俺「いくらっすか」。
売り物じゃなかった。
自分らで食べるために焼いてて、
おじさんが冗談を言っただけだったのだけど、
くれた。
すいません。ごちそうさまでした。
2007年12月27日
トカトントン ―唄を忘れた純友は―
結構好きな劇団で期待していただけに、
今回は楽しめなくて残念だった。
非常に長く感じた。
役者も一部以外の人はセリフを言えてない感じがした。
ドラクエ3でいうと、
戦士・武闘家・戦士の肉弾パーティーなのに、
みんな攻撃力が低い。みたいな。
そもそも力押しの芝居は、
笑いがない限りまず楽しめないというタチではある。
押されれば押されるほど何だか遠くに感じてしまう。
と言うか技巧、機微こそが3mmではなかっただろうか。
★★☆☆☆
2007年12月25日
童心
生クリームに特別な感情はないので、
砂糖菓子のサンタを貰う。
2007年12月24日
トリツカレ男
今回は面白かった。
最近毎回「原作モノをやめた方が」と思ってたけど、
今回は意義のある脚色だったように思う。
普通に楽しかった。
ただちょっと音楽に統一性がないと言うか、
行き当たりばったりな感じがした。
あと主人公の気持ちには正直ついていけなかったけど、
大筋が面白かったのでさほど気にはならなかった。
それにしても、昨日今日と続いたので、
どうしても言いたいことが一つ。
世の中にはたとえ天地が裂けようとも、
皆と一緒に手拍子が叩けない人間がいるのだ。
本人が辛い思いをすれば済むことではある。
でもどうか存在は知っていてほしい。
★★★★☆
2007年12月22日
マリと子犬の物語
どのぐらい泣けたかというと、
最大級の尿意を抱えながらボロボロ泣けるぐらい泣けた。
最大級の尿意を抱えながらボロボロ泣けるぐらい泣けた。
2007年12月21日
素敵なお客様シリーズ第三弾
おばちゃん「白菜10束ね」
俺「はい」
おばちゃん「車に積んでほしいんだけど」
俺「はいかしこまりましたー」
おばちゃん「あそこのベンツに」
俺「(何ぃベンツ!?)」
おばちゃん「あのベンツね」
普通のバンだった。
そして一人、マリと子犬の物語を観に来た俺。
俺「はい」
おばちゃん「車に積んでほしいんだけど」
俺「はいかしこまりましたー」
おばちゃん「あそこのベンツに」
俺「(何ぃベンツ!?)」
おばちゃん「あのベンツね」
普通のバンだった。
そして一人、マリと子犬の物語を観に来た俺。
2007年12月18日
2007年12月16日
わくわくワークショップ体験レポート
12:15池袋の東口に集合。
前回の地球割で拝見した役者さんに気付くも、
声をかけられないチキン。
上池袋コミュニティセンターへ移動。
うちの稽古でもよく使う場所なので若干リラックス。
着替えた後、細々と体を動かしながら開始を待つ。
何やらガタイのいい男の人が多くて内心ビビる。
三団体の演出家がリーダー交替しながら色々やるという形式。
地球割の他、劇団土下座とキットハンサム。
まずはアップ。
土下座:曲に合わせてアドリブで踊ったり、
生まれて初めてかめはめ波を撃ったりした。
地球割:部屋中を歩き回りつつ、名前を呼んだりする。
趣旨は違うけど似た形式のことをうちでもやってます。
ハンサム:曲に合わせてひたすらアクション。
正直死ぬかと思ったけど曲が良いので頑張れた。
そして5分間の休憩。
息と共にちょっと上がったテンションで、
さっきの役者さんたちに話しかけてみる。
いい人。
続いてシアターゲーム。
地球割:名前鬼、の変則バージョン。
高橋さんの動きがプロ過ぎてうけた。
ハンサム:お題を引いて、グループで5枚1話の紙芝居。
走れメロスで太陽が表現されたのが秀逸だった。
土下座:グループで大喜利。かなりむずい。
でもこれで笑い取る人は舞台でも取るんだろうと思う。
例外もあるだろうけれど。
それからトークのお時間。
心の準備とかできないままいわゆる出会い系のノリ。
すいません俺、見た目通りにこういうのマジ苦手です。
運良く八王子仲間に出会って地元トークに救われる俺。
今度買いに来てくださいねー。
年末までの日曜以外の昼間、
南口の本屋か八百屋のどっちかにいます。
最後にもう一メニュー。
ハンサム:イリハケ、特にイリを重んじるエチュード。
地球割:超短いエチュード。
続きを観たい客が一定数を下回ったら強制終了。
土下座:この後さっき出会ったペアで台本をやるので、
その練習タイム。
人の書いたセリフ覚えるのって大変なんだなぁ。
で、17:00終了。
なかなか刺激的な一日だった。
でももっと、断片的には聞かれたけど、
メニューの意義とか演劇について考えてることとかを、
もっとじっくりと聞いてみたかった気もする。
ある演劇人はある戯曲集の前書きで、
自分の芝居が世界一面白いと思ってると書いていた。
きっとみんな少なからずそう思ってはいるだろう。
勿論それを「劇場で」「説明」したら単に痛い。
だからこそワークショップのような場では、
演出家は語るに落ちるぐらいで丁度いいかも知れない、
と思う。でも、
今回のメインの趣旨は横の繋がりを作るということで、
そういう意味では十分な内容だったと思う。
前回の地球割で拝見した役者さんに気付くも、
声をかけられないチキン。
上池袋コミュニティセンターへ移動。
うちの稽古でもよく使う場所なので若干リラックス。
着替えた後、細々と体を動かしながら開始を待つ。
何やらガタイのいい男の人が多くて内心ビビる。
三団体の演出家がリーダー交替しながら色々やるという形式。
地球割の他、劇団土下座とキットハンサム。
まずはアップ。
土下座:曲に合わせてアドリブで踊ったり、
生まれて初めてかめはめ波を撃ったりした。
地球割:部屋中を歩き回りつつ、名前を呼んだりする。
趣旨は違うけど似た形式のことをうちでもやってます。
ハンサム:曲に合わせてひたすらアクション。
正直死ぬかと思ったけど曲が良いので頑張れた。
そして5分間の休憩。
息と共にちょっと上がったテンションで、
さっきの役者さんたちに話しかけてみる。
いい人。
続いてシアターゲーム。
地球割:名前鬼、の変則バージョン。
高橋さんの動きがプロ過ぎてうけた。
ハンサム:お題を引いて、グループで5枚1話の紙芝居。
走れメロスで太陽が表現されたのが秀逸だった。
土下座:グループで大喜利。かなりむずい。
でもこれで笑い取る人は舞台でも取るんだろうと思う。
例外もあるだろうけれど。
それからトークのお時間。
心の準備とかできないままいわゆる出会い系のノリ。
すいません俺、見た目通りにこういうのマジ苦手です。
運良く八王子仲間に出会って地元トークに救われる俺。
今度買いに来てくださいねー。
年末までの日曜以外の昼間、
南口の本屋か八百屋のどっちかにいます。
最後にもう一メニュー。
ハンサム:イリハケ、特にイリを重んじるエチュード。
地球割:超短いエチュード。
続きを観たい客が一定数を下回ったら強制終了。
土下座:この後さっき出会ったペアで台本をやるので、
その練習タイム。
人の書いたセリフ覚えるのって大変なんだなぁ。
で、17:00終了。
なかなか刺激的な一日だった。
でももっと、断片的には聞かれたけど、
メニューの意義とか演劇について考えてることとかを、
もっとじっくりと聞いてみたかった気もする。
ある演劇人はある戯曲集の前書きで、
自分の芝居が世界一面白いと思ってると書いていた。
きっとみんな少なからずそう思ってはいるだろう。
勿論それを「劇場で」「説明」したら単に痛い。
だからこそワークショップのような場では、
演出家は語るに落ちるぐらいで丁度いいかも知れない、
と思う。でも、
今回のメインの趣旨は横の繋がりを作るということで、
そういう意味では十分な内容だったと思う。


