舞台企画『迷宮』プロデュース 日豪交流年公式事業Dramatic Australia参加作品
9月22日(金)19時@新宿SPACE107
作=ルイス・ナウラ/翻訳=佐和田敬司/演出=鈴木大介
「大学で演劇を学んだルイスは、
精神病患者への新しい試みとなる演劇を通してのカウンセリングを行うため、
患者が集まる、とある劇場を訪れる」……
当日パンフレット「STORY」より
素晴らしい戯曲でした。
プロの作品に対してアマチュアからこんな言い回しもアレですが、
基本が本当にしっかりできているという印象です。
バランス良く始めと中と終わりがあって、無駄に奇をてらわず、
葛藤もあり、オーソドックスな終わり方もすんなりと受け入れられました。
特に演劇の訓練をする場面の面白さは圧巻でした。
こちらも今回、演劇の訓練を劇中に取り入れましたが、
この点に関してはもうあっさりと兜を脱ぎます。
ロイ役の倉田秀人さんと、ヘンリー役の竹内正男さんが、
風格というか存在感で、舞台の「2本柱」をされていると感じました。
ルイス役の前田直輝さんは、主人公らしい、
濃すぎず薄すぎずの絶妙なオーラで、好感を抱きました。二枚目だし。
装置・衣装・小道具のビジュアル面が少々、
劇場の立派さやチケット料金らしからぬ部分かなと。
あとこれは本当に好みの問題ですが、
選曲がいまいちしっくりこない感じがありました。
★★★☆☆