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2005年06月14日

エンターティンメントになってしまった

一日にしては成らなかったローマが民衆に与えたのは、パンとサーカスだった。

僕は現代の日本に生まれた。パンにもサーカスにも困らない世界で育ってきた。

天寿をマットウすること自体は難しくないから、結構みんなそれ以上のものを求めている。かつてのパンはことごとくサーカスになった。食事も被服も住宅も情報も、およそ世の中を行き交うもののほとんどはエンターティンメントになってしまった。

だからこそ、パンに困る世界の鬼気迫るサーカスに、僕は憧れている。
posted by 森山智仁 at 00:00| 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする